噂-ただの噂が殺人事件となってしまう…衝撃のラストに目が離せない!-
ミステリーをこよなく愛する皆様こんにちわ!
今日も読んでほっと幸せな気分になれる、そんなミステリー小説をご紹介したいと思います。
今回ご紹介するのはですね、今となっては感動的なヒューマンストーリーを数多く手掛けていらっしゃる荻原浩先生の作品に中から一つご紹介したいと思います!
荻原浩先生と言いますと、その作風は実に幅が広くて若年性アルツハイマーを取り扱った「明日の記憶」は第二回本屋大賞にも選ばれ、また第18回山本周五郎賞にも受賞したことで大変話題となりました。
その他にも、つい最近映画化されました「愛しの座敷わらし」など有名作品を次々と出版されていますね~。
そんな大作家、荻原浩先生の少し怖い推理小説「噂」を今回はご紹介したいと思います!
こちらの小説はですね、読んだあとにゾクゾクっとくるなんとも結末のこわーいお話なんですね。
え?何が怖いって?そんなの言える訳ないじゃないですか!
まあとにかくね、本を裏から読むのだけはやめてください。
裏見厳禁の本ですこれ。
シングルファザーである小暮悠一は刑事という職業の傍らで一人娘のためにお弁当を作ったり家事をしたりと、和気あいあいとした日常を送っています。
そんな最中、レインマンと名乗る人物により足首を切断された謎の連続殺人事件が発生。小暮刑事はそのレインマンについて渋谷のギャルからあらゆる情報を得ます。
その情報の一つに、ミリエルという香水を付けておけばレインマンに遭遇しない、という噂が広まっていたことを知った小暮刑事は、販売会社であるコムサイトを訪れるのです。
しかしその噂は、コムサイトがミリエルという香水を売るための戦略であり、わざと流した嘘の噂だったことが発覚!
女子高生をさくらとして利用し、噂を広めるだけの目的が本当に事件として起こってしまう…。
という感じのお話なんですが、とても推理小説として読みやすく、次の展開にテンポよく進んでいくのでラストに向けてまっしぐら!といった感じです。
主人公が刑事なんですが、この小暮刑事、なかなか親しみやすいキャラクターでいかにも取って付けたような性格でもないし、セリフもリアリティがあるんですね。
渋谷が多く取り沙汰されるんですが、ギャル用語とでもいうんですかね、まあ当時流行りの言葉も上手く取り入れておられます。
今から読むと若干吹いてしまう用語もあるでしょう!
それはそれで時代の流れを感じていいかもしれませんね~。
あ、でも、ギャルって言葉自体が死語でしょうね。多分。
こちらの小説は犯人捜しや動機を読む楽しさもあるんですが、その他にもう一つ売りがありましてね。
最後の最後で本当の謎が解けてしまうしくみとなっています!
いわゆるどんでん返しってやつですね。
びっくり!どっきり!ぽっくり!が楽しみたい方はかなりおすすめの一冊となっています!
え?最後死んでる?まあ細かいことは気にしないでください。
推理要素もある上、どんでん返し要素もあるこちらの「噂」にぜひ一度騙されてみてはいかがでしょうか?
萩原浩先生の一風変わった世界を堪能できること間違いなしですよ!








