青の炎-愛する人のために犯罪者となった17歳の高校生-
ミステリーファンの皆様、今日も推理の世界を楽しんでいますか?
私は殺人トリックとは少し変わったテーマの物を探してぶらり旅をしています。せっかくなら色んなミステリーを楽しみたいですからね。
という訳で、今回おすすめするミステリー小説なんですが、もう涙なしでは読むことのできない超感動作をご紹介いたします。
貴志祐介先生の「青の炎」です。
もうこの小説は一度読むとその内容が頭から離れなくなるくらいに、切なくて残酷なお話なんですね。
私は今でもこのお話を明確に覚えています。
舞台が湘南となっていまして、なんだか読んでいて湘南の海が目の前に広がってくるようで、とても癒されるんですよね。
あー海行きたーい!
失礼しました。つい発狂してしまいました。
湘南で暮らす主人公、櫛森秀一とその家族は母子家庭でありながらも仲睦まじく日々を送っていました。ですが、ある日突然その生活は崩壊します。秀一の母と離婚したはずの父が突然家に押しかけ、居座り始めたのです。
それからは悪夢のような日々が始まります。秀一は母と妹を父の暴力から守るため抵抗するものの、このままでは家庭が崩壊してしまうことを恐れ、超えてはいけない一線を越えてしまうこととなるのです。
父を殺害する完全犯罪を計画する秀一に待ち受ける結末とは!
主人公である秀一は有名名門高校に通うだけあって相当に頭がキレるんですね~。読んでいると大人でも思いつかないようなことをやってのける彼の行動は、例え罪であったとしても応援してしまいたくなる何とも不思議な魅力があるのです。
またこの主人公、秀一はちょっと特殊な趣味の持ち主で、その当時では珍しいロードレーサーで通学してるんですね。
その他にも自分でパソコンを作ったり改造したりとまあなんとも器用なのです。
おまけに飲酒までしちゃうんですからそれはさすがにダメでしょ!って突っ込みたくなるんですけどね。
でもなぜかクールな割に憎めないキャラクターなんですね。
私はこの本を初めて読んだ時、母のため、妹のために自分の全てを捧げる秀一の純粋さに心から感動しました。
この作品はもはやミステリーというよりも感動作に近いのかなと思いますね。
あ、いや、もちろんミステリー要素もありますよ。
でも、ミステリーでこれほど泣ける小説っていうのはやっぱり貴志祐介先生だから成せる技なのかなと思いますね。
恋愛的な要素もちらほらとありつつなんですが、主人公が高校生なんで初々しい純粋な気持ちで読めるのもこの作品の魅力かな~と思いますね。
犯人さがし的なものとは違うので、登場人物の心理に着目しているミステリーといった感じです。
なので読んでいて非常に感情移入しやすく、さくさく読めるし、読み出したら続きが気になって仕方が無くなることは間違いないでしょう!
この「青の炎」は映画化もされていまして、なんと主演は二宮和也さんなんですね。こちらの方も大変気になる内容となっていますのでぜひ観て頂きたいと思います。
泣けるミステリーをお探しの方はこの機会に一度、貴志祐介先生の「青の炎」で思いっきり泣いてみませんか?








