ゼロの焦点-夫はなぜ金沢で行方不明となったのか…!-

ミステリーファンの皆様こんにちわ。
今日も素晴らしいミステリー小説を皆様にお届けしたいと思います。

推理小説と言いますと色々なものがある訳なんですが、その中でもこれは推理小説の原点だ!と思えるものを読んだことはあるでしょうか?

現在の推理小説のトリックやストーリーの元となる部分を数多く生み出した小説を一つご紹介したいと思いますので、ぜひ見ていってください。

松本清張先生の「ゼロの焦点」でございます。
はい、もう有名過ぎる作品ですね。

ミステリー界の巨匠と言われた松本清張でございますが、これまでに何度もドラマ化、映画化とされてきましたね。
出版された小説は数知れず、一度はテレビでその作品を観た人も多いのではないでしょうか?
あー火曜サスペンスのレギュラー?確かにそうですね。
二時間ドラマの帝王であることは間違いないでしょう。
あ、それは船越栄一郎さんでしたね。

さてさて、この「ゼロの焦点」って一体どんなお話なの?って方も意外に多いのではないかと思うんですね。
タイトルは聞いたことあるけど内容はしらんぜよっ!みたいな感じですね。
そこで今日は「ゼロの焦点」の見どころをたっぷりお伝えしたいと思います。

主人公である板根禎子は見合い結婚した鵜原憲一という男と新婚旅行を終え新居で暮らすことになります。
ですがこの夫、仕事で金沢に出張に行ったのを最後に行方不明となってしまいます。
禎子は夫が行方不明になったと言われた金沢に一人向かうこととなる訳なんですが、夫とは見合い結婚ですから、あまり行動範囲や人間関係について知らないんですね~。

おまけに新婚ということもありまして、禎子は自分の夫でありながらまだまだ知らない一面が沢山あることに深い悲しみを覚えるんですね。

そして行方不明となった夫の痕跡を追っている最中、夫の意外な過去が明らかとなります!
そして憲一の兄、宗太郎の不可解な死!

果たして禎子の夫、憲一は生きているのか?
どうして金沢で行方不明になってしまったのか?
そして禎子の知らない夫の秘密とは?

という何ともワクワクする展開となっています。

物語が進行する中で徐々に浮かび上がってくるヒントが、一つの答えに繋がるというのはとても松本清張らしい描き方だと思いました。

そのヒントというのも展開が読めないように工夫されていて、一度読んでしまうと必ず最後まで気になってしまうように作られているんですね~。
うーん、まんまと戦略にハマってしまいました!

この小説を読めば松本清張の作品の良さというものが実感できると思います。
松本清張は社会派と言われているのですが、今回ご紹介している「ゼロの焦点」においては、あまり社会的メッセーシ性は強く感じられません。
ですが、時代の被害者、という根本的なテーマが隠されているのかなぁとも思いました。

今の時代にはないような社会の制度も沢山描かれていますので、読み進めていくうちに、え?どうして?と疑問に思う点も沢山あると思います。
そういった歴史を勉強したり、過去の制度について考える意味でもとっても素晴らしい本だと思いますね~。

またこの小説のラストシーンで登場する能登の断崖ですが、ヤセの断崖と言いまして、とても夕日の美しい観光名所となっています。この場所は「ゼロの焦点」がきっかけとなり、映画のロケでも使用されるほど有名となりました。
はい、やはりサスペンスに断崖絶壁は欠かせませんからね~。
ジャンジャンジャーン!

まぁ、色々言いましたけど、内容はとーっても読みやすいので、へ?は?え?とはならないと思いますよ。多分!
この機会に一度、古き良きミステリー小説を読んでみるのもいいのではないでしょうか?

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